スポーツ選手が短命の理由:NMNで変わる未来

平均寿命が80歳になった現在、スポーツ選手の「早死」がクローズアップされていますが、その代表例がふつうの人より平均寿命がかなり短いと言われる相撲界です。
中学を出たばかりの年ごろから、厳しい猛稽古で体を鍛え上げ、現役中はひたすら肉体強化に明け暮れる彼らがなぜ短命なのか。

この傾向は相撲界だけでなくオリンピックや国体出場クラスの各種スポーツの名選手、あるいは野球、競輪、ボクシングなどのプロ選手たちが早死にの可能性をうちにかかえていると言われています。

その理由の一つが、俗に言う「スポーツ心臓」。
長年の激しい練習量に耐えてつくりあげた強靱な心臓が、逆に命を縮めるという皮肉な結果を招いています。

猛練習は心臓や血管をいつも「高血圧」の状態にする

ところで、スポーツ心臓はどのように出来上がるかご存知でしょうか。
過激な運動をすると、その動きに応じて体内の器官や筋肉が活発に働き、この働きを支えるのが心臓から送り出される多量の血液です。
運動量が激しければ、それだけ全身の血液代謝の速度が急ピッチになります。

つまり、運動選手は自分の心臓に対して、こうした過労状態を日常的に強制しているわけです。
その結果、心臓が左右に多きく肥大してボールのような球形に変形するのです。

従来の考え方では、同じ変形ではあっても、こと「スポーツ心臓」は鍛錬の積み重ねからできるもので、逆に機能的にすぐれているとの見方がありましたが、心臓が大きくなってパワーがあっても、心臓機能の元締めである動脈の数は増えません。

「1日に何時間も猛練習する人は、その間ずっと心臓や血管が高血圧の状態」といわれるのはそのためです。
そして、そんな生活が長期間続きますと、外見は鍛え上げられた能力を示していても、心臓や血管はパンク寸前状態になっているのです。
酷使され、消耗し尽くされた心臓が、一般の人より早くその働きをストップするのは自然の理と言えるかもしれません。
いずれにしても、若さにまかしてムチャをすれば、そのツケが人生後半に巡ってくるのは、サラリーマン生活でも同じです。

 

NMNで変わる未来

最近巷で「若返りサプリ」として話題になっているのが
NMN(ニコチンアミドものにヌクレオチド)です。
なんじやそりゃ?と思う方もいると思いますので簡単に説明をします。

2011年、ワシントン大学の今井紳一郎教授を中心とした実験により、存在とその効果が報告された物質である。
ビタミンB群中のビタミンB3に含まれる、ニコチンアミドモノヌクレオチドと呼ばれる物質で、
本来はあらゆる生物の細胞に存在し体内で自然に生成されている物質であるが、
加齢に伴い体内での生成能力が減少し、その結果、体内の修復機能が失われていくと言われている。
また、7種類ある全ての長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)に作用し、若返りや抗老化が期待できる物質と言われる。
今井紳一郎教授の研究成果により、研究Ⅱ型糖尿病に劇的な治療効果をあげるとも言われている。

成長遺伝子といわれるサーチュイン遺伝子に働きかけ、
遺伝子レベルでの若返りが期待できる次世代の成分といえる。(WIKIPEDEIAより

最近の研究では心疾患や放射線被曝などにも期待できると発表されるなど、ものすごい成分なのです。
遺伝子、細胞の損傷や異常を改善してくれるという事なので
つまり、このNMNを用いれば身体を酷使した後にくるダメージさえも軽減、改善するのです。

一般で販売されている価格は非常に高価なものですが、低価格での生産・販売を目指している企業もいます。

 

身体を酷使するスポーツ選手

現役引退後も健康で毎日を過ごせるようにNMNの研究が発展する事を期待します