「老眼鏡」よりも「NMN」を。

昔から、老いは目と歯から始まるといわれています。

特に、近くが見づらくなることに始まる老眼は、機能的な衰えを自覚する最初の症状ではないでしょうか。
老眼の初期には、老眼であることを認めたがらなかったり、

老眼鏡をかけることに抵抗がある患者さんも多いと思います。

しかし、老眼を軽くみて、市販の簡単な老眼鏡を適当に装用し、

目に合わない老眼鏡を使用することは、眼精疲労をはじめとした身体症状をきたす大きな原因にもなります。
今までは老眼を治す方法は無いと言われてきましたが
若返り薬と騒がれているNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)によって劇的に改善できうると研究発表されたのです。

老化の初期症状は眼にくる!


老化は生きている以上、誰しも訪れるもので、今まで食べられたあぶらっこい物が食べられなくなったり、

筋肉組織が衰えて動きづらくなったり…と様々な障害が発生しますが
一番最初に老化現象が現れる場所は「眼」だそうです。

実際にどのような症状なのかというと・近くの細かい字が読みづらい
・近くから遠くへ(遠くから近くへ)と距離の違うものにピントが合うのに時間がかかる
・眼が疲れやすい
・肩こりしやすい
などです。
最近、眼や肩に疲れが出る人は老眼現象が来ているのかもしれませんね。

老眼の理由 は 水晶体の劣化!


目の中には水晶体という、カメラのレンズのような組織があり、

遠くのものや近くのものにピントを合わせる重要なはたらきをしています。

近くのものを見るときには、水晶体を吊り下げている毛様体小帯という線維がゆるみ、

その結果、水晶体の厚みが増して近くのものにピントを合わせることができます。
しかし年齢とともに水晶体はかたくなり、

毛様体小帯がゆるんでも水晶体の厚さを変えることができなくなってきます。

そのため、近くのものにピントを合わせることができなくなるのが、老眼です。

 

老眼を治す方法


今までは老眼を治す方法は無く、視力を調整する老眼鏡を使うことが一般的でした。

しかし、老眼鏡の風貌やかけている事の恥ずかしさなどから、老眼鏡を使わない人も多くいるそうです。
老眼鏡使わないで見えないのを我慢していると、老眼に眼精疲労が重なって体調が悪くなることがあり、

その結果、目や頭が重い、頭痛がする、肩こりがする、食欲がなくなるなど、いろいろな症状がでてきます。
こういった身体症状の原因が老眼による眼精疲労の結果にもつながるため、

老眼を軽く考えてはいけません。
老眼鏡をかけず飲むだけ!NMN
老眼鏡をかけるのはちょっと…と避けている方に朗報です。
巷で「若返りサプリ」として騒がれている

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)が老眼にも効果があると研究発表されました。

 

そもそもNMNとは?


ビタミンB3の中の1つで、あらゆる生物に存在する成分。
細胞や遺伝子が損傷した際に回復を促すサーチュイン遺伝子を活性化させる働きを持ちパーキンソン病や心疾患などの身体面にも、

うつ病や認知症などの精神・脳の面にも効果があると言われるもの

加齢にともなって劣化した水晶体を回復する事で劇的に老眼を改善するというのです。
生後20ヶ月(人でいう60歳相当)のマウスが生後6ヶ月(同20歳相当)の身体機能が回復し、
眼機能においても生後6ヶ月のマウスと変わらないレベルに改善したそうです。
現在、ヒトでの臨床試験が様々な国で行われています。

しかし、
実際に医療の場で使用されるには、新薬としての認可が必要で、

そのためにはさらに多くの臨床試験や膨大なデータ集めと長い年月が、かかります。
そのため、現在NMNは医療を目的としない健康食品として販売されていますが
値段も高く、1kg4億円、現在販売されている商品も20万円を超えるものが多く、
私たちが手にできるように、製造方法の安定と価格ダウンに向けて開発している会社もあるそうです。

 

なんにせよ、
様々な効果が期待できるNMNが老眼の症状を和らげ、わたしたちが長く健康で過ごせるのも近い未来の話で、
いつの日か釈迦が唱えた寿命125歳説も現実となるのかもしれませんね。